「SS会」塾生に限りませんが、最近の小学生・中学生・高校生の、そしておそらくは大学生も含めて「国語」の読解力の弱さには驚かされることが多いです。
単に、「国語」の得点が芳しくないということにとどまらず、「英語」の英文和訳の文章が日本語としておかしかったり、挙げ句の果ては、「数学・算数」の文章題で求められていることが読み取れなかったりします。
究極の原因は、普段の読書量があまりにも足りないことにあります。純文学がベストですが、恋愛小説でも推理小説でも構いません。毎日の生活の中に、小説を読む時間をこしらえるのです。
小説の中のお気に入りの一節をノートに書き写してみたり、つい暗唱してしまったりすることが習慣になったりすると、文章読解力はめきめきと上達します。
(SS会だよりvol.4より、抜粋・加除訂正)